ウサたちも喉は渇く。
ネットでは "水は飲まない" と都市伝説が流布されているが、んなことあるワケねーだろ。
ウサギを飼ったことある人ならわかるが、ものすごく水を飲み、ジャージャーと尋常じゃないくらい大量のシッコもする。
まぁカリカリ食ってりゃそりゃぁ喉も渇くわってことなんだけれど、仮に生野菜を与えたとしても、その水分だけではやはり喉は渇く。
ってな事で、プチラビット号には給水設備も完備されている。
島内のあちこちには、ウサたちの飲水用にと、有志たちが持ち寄った容器が置かれており、毎度毎度島に来訪するリピーターたちのボランティアによって給水も行われている。
だが、しかしだ。
これが大変なのだ。
水を補給できるポイントが島内に数箇所しかなく、その周囲の飲水容器には水が絶えることはないのだが、給水ポイントから離れるにしたがって、徐々に容器の水が無くなったり、あるいは泥や朽ちた落ち葉で汚れたりしてくる。
写真の通り、プチラビット号は、30リットルの大型タッパーを2台搭載し、超長距離への給水活動ができるようになっている。
ただ、それでも島を一周するには十分とはいえないのが現状だ。